かわちながの世界民族音楽祭プレコンサート
インドネシア芸術大学+マルガサリ ガムランコンサート
ジャワ文化の中心地であるジョグジャカルタにあるインドネシア芸術大学の教員、学生による選りすぐりの音楽・舞踊団と、大阪を拠点に国際的に活躍するマルガサリが共演します。
1998年のグループ創立以来,マルガサリはインドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校と提携して,主に古典音楽の研鑽に励んでいます。1999年から7年間に渡って夏期に2ヶ月程度教員を日本に招聘し、合宿を行いました。また、共同公演でも20人以上の教員と学生がマルガサリを訪れています。マルガサリからも現在に至るまで毎年のように10人近いメンバーが2年以上の留学に出かけています。このような深い交流の中から,単なる古典音楽としてだけではない、ガムランの社会に息ずく音楽のありようのようなものが私たちの活動に大きな影響を与えています。今回,インドネシア芸術大学から教員と学生22名が来日し、共同公演を開催します。マルガサリの活動の源流をご覧になる絶好の機会です。みなさまのご来場をお待ちしています。
公演日 2010年9月18日(土)
会場 ラブリーホール 大ホール
開演 14:00(開場/13:30)
料金 大人 2,000円 学生 1,000円(全席自由席・税込)
会員料金大人 1,800円 学生 1,000円(全席自由席・税込)
※6歳未満無料
出演 インドネシア芸術大学18名、マルガサリ8名
主催 マルガサリ・(財)河内長野市文化振興財団<ラブリーホール>
会場アクセス
http://lovelyhall.com/access/train.htmlチケット好評発売中!
●ラブリーホール・サービスカウンター 0721-56-6100
(チケット予約専用テレフォン) 0721-56-9633 【10:00〜21:00】
●演目
ジャワガムラン古典曲
ジャワ古典舞踊
男性仮面舞踊 クロノ・トペン
女性6人による宮廷秘舞 ブドヨ
創作舞踊劇 アンデ・アンデ・ルムッ
創作舞踊劇 アンデ・アンデ・ルムッ について
ジャワの「シンデレラ物語」ともいうべき題材で、ふだんは蔑まれている娘が、最後には王子から求婚されるという大逆転物語になっています。踊り、セリフ、音楽が実に巧みにブレンドされ、まるでジャワの田舎の芝居のような気安さと朗らかさに満ちています。日本にも昔あった「村芝居」の風景といってよいでしょう。荒唐無稽ともいえるドタバタ劇ですが、民衆のもつ願いや憧れが巨大な蟹や鳥になって私たちに迫ってきて、時を経つのを忘れることでしょう。
●インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校
Institut Seni Indonesia Yogyakarta
インドネシア全土にある国立の12の芸術大学のひとつで、なかでも最大の規模を誇っている。1984年に、美術、西洋音楽、ガムラン、舞踊の各アカデミーが合併して総合的な芸術大学となった。上演芸術学部、美術学部、メディア記録学部の3学部があり、大学院を併設している。インドネシア屈指の芸術大学として、伝統文化の継承と、現代文化の創造という両面にわたる牽引役を果たしている。2006年のジャワ島中部大地震では約3分の1の建物が倒壊したが再建もなり、1000人以上を収容する近代的なコンサートホールが2009年に完成した。今回は学長以下、総勢20名が来日し、ガムラン科、舞踊科、演劇科の合同公演となる。また、マルガサリとは日本、インドネシアにおいてしばしば共演を行っている。
ウェブ予約については、以下のラブリーホールウェブサイトをご覧ください。
http://lovelyhall.com/event/100918india/100918_index.html